鹿角紫根染・茜染研究会
花輪エリア【秋田県鹿角市に今も残る伝統の草木染「鹿角紫根染・茜染」の体験】
紫根染はムラサキという植物を、茜染はアカネという植物の根を使い、下染めをした日本シルクストールに鹿角の伝統の絞り模様を施して染めていきます。
かつて秋田県鹿角市の湯瀬あたりには、上品の日本ムラサキが自生し、鹿角街道は紫街道と呼ばれていました。十和田湖や八幡平に囲まれた自然豊かな鹿角の地で、青垣山を臨みながら、鹿角でしか出せない優美な色合いをぜひ体感してみてください。
伝統の絞り模様の3種類を選んで、どなたでも簡単に絞られるように研究会の方々が指導してくださいます。
配置もお好みで決められます。世界に一点しかないあなただけの素敵なストールを作ってみませんか?
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【鹿角紫紺染・茜染研究会について】
1300年も前の奈良時代から伝承されてきた「古代鹿角紫根染・茜染」は、明治時代には化学染料が入ってきた影響で一度途絶えてしまいましたが、これを大正時代に復興させたのが、人間国宝となった栗山文次郎氏です。それを伝承したのが息子の栗山文一郎氏でした。
かつて、鹿角の野山には日本ムラサキやアカネがたくさん自生し、その根を使って染める紫根染や茜染は産業として栄え、特に鹿角の紫根染は「南部紫」として、京紫や江戸紫と並んで日本三大紫として発展しました。
特に色鮮やかで全国に比類ない染め物と言われた鹿角紫根染・茜染は、伊勢神宮や皇室へ献上されていました。
90年経っても色あせない、時が経つごとにより深みを増し「神の坐す布」と称えられた栗山家の紫根染・茜染は、伝統の技法を守り抜いたひたむきな努力の賜物です。
栗山文一郎氏が亡くなった後途絶えていたこの伝統の技法を、鹿角紫根染・茜染研究会の皆さんが、2021年3月ようやくの思いで復活させました。
この「鹿角紫根染・茜染」の体験では、研究会の皆さんが歴史を交えながら染め方を丁寧に教えてくれます。
鹿角の伝統の染め体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?
もっと詳しく知りたい方は、鹿角紫根染・茜染研究会ホームページをご覧ください。展示会イベントや染め体験などの情報を随時発信しています。
スポット詳細
住所 | 秋田県鹿角市花輪字沢小路11番地 |
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問い合わせ先 | TEL&FAX 0186-31-0077 MOBILE 080-3190-3988 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 年末年始 お盆 |
駐車場 | |
URL | http://kazuno-murasaki.net |