8月初旬から東北各地で夏祭りが盛んに行われますが、ここ鹿角市も8月はお祭りが盛りだくさん。まるで師走のように一気に駆け抜ける一カ月となります。今回は主なお祭りをご紹介! 8/7・8/8開催「花輪ねぷた」 まずは花輪エリアで行われる「花輪ねぷた」をご紹介。毎年8/7・8/8の2日間行われ、藩政時代末期頃から伝わる七夕行事です。各町内手作りの王将型絵灯ろうと直径2メートルある大太鼓が街中を練り歩きます。王将型絵灯ろうは高さ5メートルもあり迫力満点!町内の皆さんがこつこつ丁寧に描いてきた王将絵ですが、なんと2日目の稲村橋パレードではこの絵灯ろうに火を放つんです。これは「ねむり流し」といわれる七夕ならではの行事で、打ち上げ花火との競演もあり幻想的な光景をお楽しみいただけます。【花輪ねぷた】開催日:毎年8月7日・8日会場:鹿角市花輪(商店街、稲村橋など)WEB:https://www.hanawabayashi.jp/hn-syoukai/ 8/15開催「大湯大太鼓まつり」 続いては8/15に開催される「大湯大太鼓まつり」をご紹介。五穀豊穣への祈りと先祖の供養をかねて毎年行われ、秋田県の民俗無形文化財に指定されています。大太鼓は直径約1.2メートル、胴長約1.5メートルもの大きさで、会場では50殻もの大太鼓が登場し競演を繰り広げます。天空を裂くような大太鼓の音色は必聴です!【大湯大太鼓まつり】開催日:毎年8月15日会場:道の駅おおゆ(鹿角市十和田大湯中谷地19)WEB:https://www.city.kazuno.akita.jp/soshiki/sangyokatsuryoku/kankokoryu/gyomu/2/9/3/2036.html 8/19・8/20開催 ユネスコ無形文化遺産登録「花輪祭の屋台行事 (花輪ばやし)」 毎年8/19・8/20に開催される鹿角市最大のお祭り「花輪ばやし」。日本一の祭り囃子とも称賛され、平成28年には「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。賑やかなお囃子と、本漆と金粉で彩られたきらびやかな屋台が特徴で、まさに豪華絢爛という言葉がぴったりなお祭りです。一番の見どころは「駅前行事」で、鹿角花輪駅前広場に全10町内の屋台がずらーっと横一列に並んでお囃子を競演します。盛り上がりが最高潮になる駅前行事は見逃せませんよ。 【花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)】開催日:毎年8月19日・20日会場:鹿角市花輪(商店街、鹿角花輪駅前広場など)WEB:https://www.hanawabayashi.jp/ 8/21~8/23開催 ユネスコ無形文化遺産登録「毛馬内盆踊り」 秋田県の三大盆踊りのひとつに数えられる「毛馬内盆踊り」。2022年に「風流踊」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。情緒豊かで優雅な盆踊りとして毎年8/21~8/23の3日間にわたって開催され、花輪ばやしの賑やかさとは打って変わって落ち着いた雰囲気の中行われます。独特の衣装でゆったり踊るのが特徴で、豆絞りの手ぬぐいで頬被りをし、会場に炊いた篝火を細長く囲んで踊ります。厳かですが親しみやすく、飛び入り参加OKの盆踊りです。一緒に輪の中に入って踊って、夏の思い出を作ってみませんか?【毛馬内盆踊り】開催日:毎年8月21日〜23日会場:毛馬内こもせ通りWEB:https://www.ink.or.jp/~kemanai09/ 次の記事へ 一覧へ 前の記事へ