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必読!八幡平ドラゴンアイ|訪れる前に知っておきたい5つの心得

2025.05.17

神秘的な絶景として人気を集める「八幡平ドラゴンアイ」。八幡平山頂近くにある「鏡沼(かがみぬま)」で、雪解けの過程で中央に小さな島が現れ、沼全体がまるで龍の目のように見えることから「ドラゴンアイ」と呼ばれています。
毎年5月中旬から6月上旬の限られた期間しか見られないこの自然現象は、SNSやテレビでも話題となり多くの観光客が訪れる八幡平の名所です。
しかし、標高約1,600mの高地に位置するため、雪や寒さ、混雑など、現地ならではの注意点も少なくありません。
今回は、八幡平ドラゴンアイを安全かつ快適に楽しむために、訪れる前に必ず知っておきたい5つのポイントを詳しく解説します。初めての方もリピーターの方も、ぜひ参考にして絶景観賞を満喫しましょう。

01.見頃の時期と運次第の絶景

「八幡平ドラゴンアイ」が見られるのは、例年5月中旬から6月上旬のごく短い期間です。2025年は雪解けがゆっくり進んでいるため、見頃は6月上旬と予想されています。
鏡沼の雪解けが進むと中央に水面が現れ、周囲の雪が龍の目のような模様を作り出します。ただし、この絶景は毎年必ず見られるわけではありません。
見頃の時期は、その年の積雪量や雪解けの進み具合、気温や天候によって大きく変わります。春先の気温が高い年は雪解けが早まり、寒さが続くと見頃も遅くなります。また、雨や霧、悪天候の日は立ち入りが制限される場合もあります。
ドラゴンアイの模様がはっきり現れるのは、わずか数日から1週間程度です。訪れる際は、SNSや公式サイトで最新情報を確認し、「必ず見られるとは限らない」ことを理解したうえで計画を立てましょう。運が良ければ、まさに龍の目のような神秘的な絶景に出会えるかもしれません。

02.アクセス情報(秋田県鹿角市側)

秋田県鹿角市側から八幡平ドラゴンアイへ行く場合、まずは八幡平山頂見返峠を目指します。

【自家用車の場合】
東北自動車道「鹿角八幡平IC」から国道341号・八幡平アスピーテライン(県道23号)を経由し、八幡平山頂見返峠駐車場まで約60分(通常時)です。
八幡平アスピーテライン開通時はノーマルタイヤで走行可能です。

【公共交通機関の場合】
鹿角花輪駅などから路線バス「志張線(秋北バス)」または観光路線バス「八郎太郎号」(事前予約制)を利用し、志張温泉バス停で下車します。その後、完全予約制乗合タクシー「ドラゴン号」に乗り換え、八幡平山頂見返峠までアクセスできます。「八郎太郎号」と「ドラゴン号」はどちらも利用希望日の前日夕方までに予約が必要です。

八幡平山頂見返峠に到着したらドラゴンアイまでは徒歩で片道約20分です。登山道中にあるため車窓から見ることはできず、雪道を歩く必要があります。

03.服装・装備

登山道入口からドラゴンアイまで、ほぼ雪道を歩きます。

八幡平ドラゴンアイまでの道中は、5月から6月でも雪が多く残っており、雪が踏み固められて非常に滑りやすくなっています。そのため、長靴やハイカットの登山靴など、防水性があり滑りにくい靴が必須です。スニーカーや普段履きの靴では足元を取られて転倒し怪我をしてしまいますので一切おすすめしておりません。登山道入口近くにある「八幡平パークサービスセンター」で長靴のレンタル(有料)をしていますのでぜひご利用ください。道中は足元をしっかりと確認しながら歩くのがおすすめです。(散策前のストレッチもお忘れなく!)
また、八幡平山頂付近は標高が高いため、平地よりも気温が低く風が強い日が多いです。5月でも気温が10度前後まで下がる日もあり、天候によってはさらに寒く感じることもあります。ウインドブレーカーやダウンジャケットなど、しっかりとした防寒対策が必要です。
安全で快適にドラゴンアイを楽しむために、しっかりとした服装と装備でお出かけください。

八幡平パークサービスセンターでのレンタルがオススメ!お土産も販売しています。

04.混雑・渋滞情報

数km、数時間にわたる渋滞になることも。

八幡平ドラゴンアイの見頃となる5月中旬から6月上旬は、八幡平山頂周辺の道路が非常に混雑します。ピーク時期は平日・休日を問わず混み合い、特に「八幡平アスピーテライン」は5月下旬まで夜間通行止め(17時~翌朝8時30分)が実施されるため、朝はゲート開門前から車の列ができることが多いです。
特に土日や晴天の日中は、駐車場待ちの渋滞が数km、最大で3時間近く続く場合もあります。午後から夕方にかけては混雑がやや緩和される傾向があるため、訪問時間をずらしたり、平日に行くことがおすすめです。駐車場へは必ず係員の指示に従ってご入場ください。
なお、「八幡平樹海ライン」は道路陥没の影響で通行止めとなっており、山麓部から山頂への通り抜けはできません。アクセスルートを間違えないようご注意ください。

【注意事項】
◇17時より夜間通行止めのためゲートが閉鎖されます(2025年は5月23日から17時以降も通行可能となります)。夕方にかけて訪れる際は十分にご注意ください。
◇山頂見返峠駐車場の「八幡平レストハウス」にトイレがありますが、駐車場まで渋滞する可能性が高いため、山麓部や中腹部の公衆トイレを事前に利用しておくことをおすすめします。 トイレ情報:https://explorekazuno.jp/toilet/
ドラゴンアイ周辺にはガソリンスタンドがなく、見返峠から最寄りのガソリンスタンドまでは約1時間前後かかります。お出かけ前に燃料の残量も必ずご確認ください。
◇公共交通機関(「ドラゴン号」など)をご利用の場合も、道路渋滞の影響でダイヤ通りに運行できない場合があります。必ず時間に余裕をもった計画を立てましょう。

05.最新情報・お役立ち情報はここから!

八幡平ドラゴンアイを訪れる際は、現地の最新情報や周辺観光スポットもぜひチェックしておきましょう。ドラゴンアイの見頃や開眼状況、アクセスなどは以下をご参照ください。計画を立てる際は、現地のおすすめ情報や関連サイトも参考にして、より充実した観光をお楽しみください。

【最新情報】
◇秋田県公式サイト「八幡平ドラゴンアイ発信局」https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/40618
◇八幡平ビジターセンター公式サイト https://hachimantai-vc.com/
◇八幡平市観光協会「八幡平ドラゴンアイ情報」https://www.data-space.site/kankou/dragoneye/show.cgi

【周辺観光情報】
◇鹿角公式観光サイト「旅するかづの」https://explorekazuno.jp/
◇八幡平市観光協会公式サイト https://www.hachimantai.or.jp/
◇田沢湖角館観光協会公式サイト  https://tazawako-kakunodate.com/ja/

【公共交通機関】※秋田県鹿角市側
◇事前予約型観光路線バス「八郎太郎号」https://www.city.kazuno.lg.jp/soshiki/sangyokatsuryoku/kankokoryu/gyomu/2/1/1790.html
◇完全予約型自家用送迎「ドラゴン号」https://www.con-vigore.jp/
◇秋北バス路線バス 志張線 https://shuhokubus-gr.co.jp/local/202404/kazuno_1taninai_shibari_kai.html 

限られた時期だけ出会える、八幡平ドラゴンアイの神秘的な絶景。しっかり準備をして、今だけの特別な景色を思いきり満喫しましょう!

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