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鹿角市の有名なもの24選!人気な食べ物・お土産・観光スポットなど

2025.07.09

秋田県鹿角市は、豊かな自然と歴史が魅力の地域です。​きりたんぽ発祥の地として知られ、​世界遺産の大湯環状列石や、​雄大な八幡平など、多彩な観光スポットが点在しています。​また、地元の食材を活かした郷土料理や特産品も多数あります。​本記事では、鹿角市の有名な食べ物やお土産、観光スポットを厳選してご紹介します。​

鹿角市の有名な食べ物・グルメ7選

きりたんぽ

きりたんぽは、秋田県を代表する郷土料理で、炊きたてのご飯を半つぶしにし、杉の棒に巻き付けて焼き上げたものです。​その名は、形状が短穂(たんぽ)、すなわち短い穂に似ていることに由来します。
特徴として、もちもちとした食感と炭火で焼いた際の香ばしさが挙げられます。​特に新米を使用すると、お米本来の甘みと香りが際立ち、より一層美味しく味わえます。​また、鍋料理の具材として用いると、だしが染み込み、独特の風味を楽しむことができます。​

鹿角ホルモン

​鹿角ホルモンは、秋田県鹿角市のご当地グルメで、味噌ベースの甘辛いタレに漬け込んだ豚や牛の内臓肉を、ジンギスカン鍋でキャベツや豆腐と共に焼き煮する独特の調理法が特徴です。
この料理は、鉱山労働者たちに安価で栄養価の高い食事を提供するために始まったとされています。調理の際、ホルモンとキャベツから出る煮汁をスプーンで具材にかけながら味を染み込ませ、キャベツがしんなりし、豆腐に味が染みたら食べ頃となります。 ​

かづの牛

​かづの牛は、秋田県鹿角地域で育てられる希少な和牛の日本短角種です。​この牛は、江戸時代から鉱石運搬に使われていた南部牛をルーツとし、明治時代に外来種のショートホーンとの交配を経て誕生しました。​現在、和牛全体の約1%未満しか存在しない貴重な品種です。地理的表示(GI)に登録もされています。

鹿角りんご

鹿角市より画像を引用
​鹿角りんごは、秋田県鹿角市で栽培される歴史ある特産品です。​明治時代から続く高い栽培技術により、シャキシャキとした食感と豊富な果汁、甘みと酸味の絶妙なバランスが特徴です。​代表的な品種には宮美ふじや秋田県オリジナルの秋田紅あかりがあり、鮮やかな紅色と強い甘みで人気を集めています。​

北限の桃

かづの北限の桃は、秋田県鹿角市で栽培されるブランド桃で、全国でも最も遅い時期に収穫・出荷されることで知られています。​主な品種にはあかつきや川中島白桃などがあり、鮮やかな紅色の外観と乳白色の果肉が特徴です。​収穫時期は主要産地より2週間ほど遅く、8月下旬から9月下旬にかけて行われます。​

松館しぼり大根

農林水産省より画像を引用
​松館しぼり大根は、秋田県鹿角市松館地区で100年以上にわたり栽培されている伝統的な地大根です。​地理的表示(GI)に登録もされています。長さ15~20センチメートルの短円筒形で、肉質が硬く、水分が少ないため貯蔵性に優れています。最大の特徴は、その絞り汁の強烈な辛味と独特の風味です。​この辛味は、一般的な大根の約3倍の辛味成分を含むため、目が覚めるような刺激があります。

八幡平ポーク

八幡平ポークより画像を引用
​八幡平ポークは、秋田県鹿角市の豊かな自然環境で育てられたブランド豚です。​臭みがなく、脂にコクがありながらもさっぱりとした味わいが特徴です。​

鹿角市の有名なお土産7選

北限の桃タルト

ホテル茅茹荘より画像を引用
北限の地・秋田県鹿角市で育まれたブランド桃の北限の桃を贅沢に使用したスイーツ、それが北限の桃タルトです。果汁たっぷりの桃の風味が口いっぱいに広がる上品な味わいが特徴で、生地をトースターで温めると香ばしさが増し、まるで焼きたてのような美味しさになります。

鹿角りんごパイ 極

鹿角いいね!直売所より画像を引用
鹿角りんごパイ 極は、地元鹿角産のふじりんごをたっぷり3玉分使用した贅沢なホールアップルパイです。しっとり薄めの生地に、りんごの自然な甘みとシナモンの香りが絶妙にマッチしています。丁寧な手作業で仕上げられたパイは、ごろっとした果肉の食感も魅力です。

けいらん(銘菓)

鹿角いいね!直売所より画像を引用
けいらんは、室町時代から鹿角地方に伝わる精進懐石料理をヒントに生まれた伝統銘菓です。白玉で包んだ形が卵そっくりで、中にはくるみ・胡椒・塩を加えた風味豊かなこし餡が入っています。お菓子のさこうが製造しており、道の駅や直売所などで購入可能です。

千歳盛

秋田県産の秋田酒こまちを100%使用し、協会1401号酵母で丁寧に仕込んだ千歳盛​ 純米吟醸は、爽やかでシャープな飲み口が魅力。ほんのり甘さを感じるバランスの良い味わいで、キレのある後味が心地よい一本です。

十和田ワイン

秋田県鹿角市で造られる十和田ワインは、希少な日本在来種・山ぶどうを使用した個性豊かな赤ワインです。自然のままの美味しさにこだわり、酸化防止剤や保存料は一切不使用。果実味と山ぶどうの野性味が調和した味わいで、マイルドは飲みやすくやさしい甘さ、ドライはスッキリとした辛口タイプ。どちらも長期熟成で深みある味わいに仕上がっています。

大直利

株式会社 浅利佐助商店より画像を引用
大粒の胡桃がたっぷりのった”くるみゆべし”です。ザクザク、もっちり食感がたまらない人気の鹿角銘菓です。

燻製屋 猫松「燻り大根漬け」

燻製屋猫松より画像を引用
食べる前からやみつきの「燻り大根漬け」。 着色料・保存料不使用で安心安全。パリッパリの食感とまろやかな味わいで大人気商品です。お好みの厚みにスライスしてそのまま食卓に並べたり、クリームチーズと合わせておつまみにしてご賞味ください。「燻りナッツ」「燻りチーズ」「燻りラムレーズン」などのシリーズも要チェックです。

鹿角市の有名な観光スポット10選

八幡平

八幡平は、なだらかなアスピーテ型の地形と雄大な自然が魅力の高原地帯です。登山初心者でも楽しめる散策路が整備されており、春から秋にかけてはミズバショウやニッコウキスゲといった高山植物が咲き誇ります。とりわけ見どころとなるのが、数千年前の火山活動によって生まれた火口湖沼群です。八幡平のシンボルである八幡沼は美しい水面が特徴で、季節ごとに違った見え方がします。さらに、雪解けの時期にのみ現れるドラゴンアイで知られる鏡沼は、青と白の模様がまるで龍の眼のように見える神秘的な場所で、SNSなどで話題となりました。整備された遊歩道の八幡平自然探勝路コースは家族連れにも歩きやすく、所要約2時間半で絶景と自然観察が楽しめます。
冬には巨大な樹氷のアイスモンスター、秋はアオモリトドマツやブナ林が紅葉で染まり、季節ごとの景観も見どころ。アクセスも良好で、展望台や駐車場、レストハウスも整っており、初心者でも気軽に自然を満喫できます。家族旅行や自然散策にぴったりの癒しのスポットです。

八幡平温泉郷

八幡平温泉郷は、岩手・秋田の県境に広がる高原地帯に点在する温泉地の総称で、豊かな自然の中で気軽に温泉を楽しめる場所として人気です。玉川、後生掛、ふけの湯、大深、大沼、藤七など、それぞれに特徴ある温泉が揃い、昔ながらの湯治の風情が残る宿も点在しています。湯けむりが立ちのぼる山の風景や、木々に囲まれた開放的な露天風呂では、自然の息吹を感じながらゆったりとくつろげます。登山や散策とあわせて訪れたい癒しの温泉地です。

大湯温泉郷

鹿角市役所より画像を引用
大湯温泉郷は、約800年前に開湯した秋田県鹿角市の歴史ある温泉地です。大湯川沿いに自然湧出し、湯温が高めなのが特徴。江戸時代には南部藩の保養地として利用されていた名湯で、現在も豊富な湯量と優れた効能で親しまれています。地元の人々に愛される4つの共同浴場は、観光客も利用可能です。

湯瀬温泉郷

美人の湯として名高い湯瀬温泉郷は、秋田県鹿角市・米代川沿いに広がる温泉地。川の瀬から湯が湧き出すほど湯量が豊富で、泉質は無色透明・無臭のアルカリ性単純温泉。肌にやさしく、美肌効果が高いと評判です。

大湯環状列石

約4,000年前の縄文時代に築かれた大湯環状列石は、秋田県鹿角市にある日本屈指のストーンサークル。特別史跡・ユネスコ世界遺産に登録されています。万座・野中堂の2つの環状列石からなり、夏至の日没方向と重なるよう配置された神秘的な構造が特徴です。

尾去沢鉱山

尾去沢鉱山は、1300年の歴史を持つ秋田県鹿角市の貴重な史跡で、かつて日本最大級の銅鉱山として栄えました。坑道内では約900万年前の地殻に直接触れることができ、江戸時代の手掘り跡や中尊寺金色堂に使われた金の産出地としても知られています。観光坑道の見学や鉱石採取体験、ショップでの天然石販売など、学びと発見がいっぱいあります。

湯瀬渓谷

湯瀬渓谷は、秋田県鹿角市にある自然豊かなハイキングスポット。米代川沿いに奇岩や絶壁が連なる色彩豊かな渓谷美が魅力です。

花輪ばやし(道の駅かづのあんとらあ祭り展示館)

花輪ばやしは、毎年8月に秋田県鹿角市で開催される夏の伝統祭り。豪華絢爛な漆塗りの屋台が、力強いお囃子とともに夜通し街を練り歩く姿は圧巻です。日本三大ばやしの一つにも数えられ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。道の駅かづのあんとらあでは展示館内でお祭りの雰囲気を体験していただくことができます。

大日堂舞楽(大日霊貴神社オオヒルメムチジンジャ)

大日堂舞楽は、秋田県鹿角市八幡平に1300年近く伝わる国指定の重要無形民俗文化財です。毎年1月2日に大日霊貴神社で奉納され、農作業や神事、伝説に基づく14の舞が4つの集落により継承されています。能衆は事前に身を清め、厳かな儀式の中で舞を披露。舞ごとに伝承や舞人が異なり、子どもが舞う場面もあります。地域の信仰と結びついたこの舞楽は、神々の舞いと称されるほど神聖で見応えある伝統芸能です。

毛馬内盆踊り

毛馬内盆踊りは、秋田県鹿角市で毎年8月にかけて行われる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産登録にも指定されています。大太鼓と笛に合わせて踊る「大の坂」と、唄だけで踊る「甚句」の2種があり、いずれもかがり火を囲む輪踊りで静かに優雅に踊るのが特徴です。

まとめ

鹿角市は、豊かな自然に囲まれた癒しの温泉地や、歴史深い文化遺産、美味しい郷土グルメが楽しめる魅力満載の地域です。きりたんぽや鹿角ホルモン、大湯環状列石や花輪ばやしなど、ここでしか味わえない体験が盛りだくさん。この記事を参考に、ぜひ次の旅先として鹿角市を訪れてみてください。
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