大正5年に鹿角郡公会堂として建築された建物を保存・活用するため平成28年に改修工事、29年に外構工事を行って鹿角市歴史民俗資料館としてリニューアルオープン。

木造擬洋風建築の様式を残した市内唯一のもので、平成3年に鹿角市の有形文化財(建造物)に指定されました。

建築様式や周辺の景観を考慮して、明治から昭和初期の民俗資料を展示しています。

歴史民俗資料館が所在する秋田県鹿角市の中心に位置する花輪(はなわ)は、尾去沢鉱山の物資供給地として栄えました。館内には「鉱山を支えた商業の町　花輪」として、花輪町部の商店を往来した人々の暮らしなどが展示されています。

また、地元の歴史や文化にまつわる学習講座や体験会等も定期的に開催されています。